伊予灘メバル第?弾
例年メバル釣りはGWまでと自分で決めているので 今回が最終戦。
GW序盤・中盤と釣りに行っておらず、HPも更新していなかったので
生きとるか〜? 死んどんちゃう? と生存確認メールなどを多数いただきましたが
安心してください、生きてますから〜
GWも釣りの予定やお誘いがあったのだが
一週間前から原因不明の発熱&体調不良で、ほぼ寝たきり状態のため、断念。
巷で密かに流行っているインフルエンザ?一足はやく五月病?
いやいや病名は「メバルの祟り」のようだ。
久々の?釣りになるはずが
前日の天気予報では 朝から一日雨 さらに午後からは10mを超える爆風って…
出船しても雨風で釣りにならないだろうなと中止を覚悟。
船頭さんは出船できないことはなさそうなので、
他のメンバーの方と相談して決めてくださいということに。
すでに私の心は折れかけていたので、
1人でもやめようという方がいれば中止にしてもらおうと思っていたら
メンバーのみなさん やる気まんまん。
途中撤収でもいいから行きたいということで 出船決定!
予報通り、朝から小雨がポツポツ…
このまま小雨・微風だと絶好のメバル日和になるのだが
雨の日はピーカン晴天の2倍釣れるので、多少の雨はウェルカムなのだが
大雨や大風になるとメバル釣りどころではなくなる。
今期最終戦なので、目標はいつものようにめざせ100匹&尺メバル。
前日は朝の満ち潮 いつものポイントはよくなかったようなので
船頭さんも 本日の戦略を練り直し。
朝イチから尺メバルポイントに直行。
しかし、メバルの影も形もなく
仕掛けを落とすことなく そのままスルー。
何だかとってもいやな予感。
いつもと違うコースから 釣り開始。
最初の流しから いい感じでメバルが付いてきた。
20cm前後のクロメバル。
速い本流脇のヨレ潮を釣るので
船はなかなか安定せず いっぱい付いたかと思えば スカ流れだったりと
なかなか難しい。
追い食いは まずまず。
小メバルはほとんどいないんだけど 良型も少ない。
40〜50匹釣れたところで 大きく移動。
潮が緩んだので
3,4年ぶりに訪れた 確かここは尺メバル?ポイント。
水深は60m超。
釣り方をシロメバル用に変更。
太陽が出ていないせいか
いい感じで追い食いして そろそろ揚げようかって
重すぎてリールのハンドルが巻けない。
これぞメバル釣りの醍醐味 良型7連!
ここで釣れるのは全てシロメバル。
朝のクロメバルより1〜2回り大きい。
以前は釣れたら20cm後半が中心だったのに
他の船に釣られてしまったのか
シーズン終盤のせいなのか
大きいもので27cm
引き潮が飛び出すまで いい感じで釣れ続いて
1時間ほどで50匹近く荒稼ぎ。
クーラーの上の方の白っぽくがクロメバル
下の方と外に転がしているの茶色かかったのがシロメバル。
2008年 京都大学の教授が発表した研究論文により
これまでひとくくりにされていた「メバル」という魚が
「クロメバル」「シロメバル」「アカメバル」の3種に分類され
その結果 標準和名「メバル」という魚は存在しなくなった。
3種の名称はまだまだ釣り人には浸透していないようで
釣ったメバルを正式名称で呼んでいる方は漁師・商売人含めてまだまだ少数派。
シロ・クロ両方で100匹くらいは釣れたかな?
午後になって雨がだんだん強くなってきた。
昨日は午後からの引き潮がよかったようで 期待したんだけど
どこへ行っても潮が速すぎ
グルグル渦巻いている。
春の大潮は潮汐差が大きく(特に午後の引き潮)流れも速い。
釣れないことはないんだけど 粘って追い食いしても2〜3匹。
そんなときには サビキにちょっとアレンジを加えて
みかんワームにクロメバルの27cm
続いて
シロメバルの28cm
サビキの枝のひとつにアクセントカラーとして一つつけると
よく良型がヒットしてくる。
いつもの事ながら いい仕事してくれる。
クロメバルかシロメバルかを判定する材料として胸びれの軟条数がある。
クロメバルが16本 シロメバルが17本 (アカメバルは15本) のものが多いということ。
画像では一番下の短い軟条がかくれて見えにくいが 確かにシロメバルの方が1本多い。
引き潮は緩むことなく流れ続け
反流ポイントでも単発やたまに追い食いしても2連3連どまり。
期待した午後の引き潮で20匹ほどしか追加できず。
15時 終了。
出船しても釣りにならないかと思っていたが
小雨・微風(主に風裏を攻めたので)と天気予報がいい方にハズレてくれたようだ。
雨のおかげ?で40Lクーラーほぼ満タンと メバル最終戦を飾ることができた。
昨シーズンはトータル1000匹だった水揚げも
今シーズンは3割アップの1300匹。
メバル釣りは船頭さんと釣り人との共同作業である。
今シーズンも他の追随を許さない潮読みや機動力
ピンポイントを攻める操船術、釣り人への的確なアドバイスなど
これだけ釣らせていただいたのは、ひとえに船頭さんのおかげである。
メバル釣りに関しては間違いなく伊予灘一(瀬戸内一?)釣らせてくれる凄腕船頭なのである。
メバル釣りは実に奥が深い。
一日がんばっても10匹釣れない日もあれば、200匹釣れる日もある。
簡単なようで難しい それがメバル釣り最大の魅力かもしれない。
本日の釣果 メバル 〜28cm 132匹